地味男君が好き!(仮)

「それじゃあ…」
手が私の頭上に上がった瞬間とっさに目を閉じた。


クッ…!!


―――――――
―――――
――
あれ?



何も起こらない…。

私はそぉ〜っと目を開けた。



「あれ?いない」
私の前にいたはずの優也君が消えている。


今目の前にいたよね?



私はキョロキョロと周りを見回した。


あっいた。


一人で先に進んでいる。


「待って!優也君」

「…」

私は読んでも反応しない彼を追いかけた。