地味男君が好き!(仮)

タッタッタッ…

「君…来たら潰すと言いましたよね?」

…凄い冷たい目。身体中が震える。
でも歩く足は止めたくない!!

「私の名前は君じゃなくて永井美華だから」

タッタッ―


緊迫とした空気から足音が消えた。



「優也君。目の前に来たよ」

私は何故か微笑んだ。
額に汗をびっしょりかいて…

「…なんで来るんですか。潰すと言ったじゃないですか」

彼はうつむいた。何かを隠すように―

「うん。だから潰していいよ。殴っても蹴ってもいよ。」