俺が淋達に世話になったことをざっと適当に要約したような感じで話すと、「漸く色々謎が解けたわ」と、ポーン姉さんは妖艶な笑みを浮かべた。
もちろん淋の名前や空木の名前は出してない。
「錬金に必要な材料がこれで手に入る!!!」
イヴァルが興奮気味に手を握った。
「止めとけ止めとけ、お前が錬金の材料と化すぞ」
「どうせなら調理されなさいよ」
「それマジで言ってんの?目が笑ってないんだけど」
イヴァルが顔をひきつらせながら言った。
「で?アタシらをここに連れてきた理由は?」
鋭い視線を俺に向けた。
――あ、イヴァルはスルーなんだ
「戦力になるかなって思って」
俺がそう言うと二人はほくそ笑んだ。
「アタシの命、アンタに預けるわ」
「同感」
「…お、おぅ」
急にそんなことを言われた俺は、それしか言えなかった。


