紅蓮の鬼





考えてもいい案なんて浮かび上がるわけでもなく。


俺は引き戸を開けて外へ出る。


外へ出て、俺は建物の周りを歩く。


そして気づいたこと。


「……隣かよ…」


カマドがある土間の隣は俺たちがいる場所だった。


昨日の建物の中の散策は何だったんだ。


俺はやるせない気分でいっぱいになった。


「……はぁ…」


なんか一気に疲れた。


俺はその足で、淋が寝ている隣のところへ行った。