紅蓮の鬼





そして俺は背中から翼を出す。


-----バリッ


「……………………………」


やばい今なんかイヤな音した。


-----ドォオンッ


けど、そんなことよりも大事なことがある。


「!」


柱にヒビがビシビシと入った。


そして柱が崩れる前に、どういう訳か欠片が俺に向かってくる。


まるで、その欠片が吹き矢のように。


――来た


俺は密かにほくそ笑む。