紅蓮の鬼






「それに、」と、ワタシはつけ足す。


「あの印がついている者に触れた所を見られたら、掟を破ることになる」


それを聞いて楓太は茫然としていた。


「あれがある人に触ったら、掟破りになる?」


彼は瞬きを繰り返した。


「あぁ」


「………なんてムチャクチャな掟なんだ……」