「それに千秋が来るんだし」 空木が困ったように息をつく。 「二人も一度に相手したら淋の体にかかる負担が大きすぎる」 空木は平服を並べた。 「俺が手伝いできたらいいんだけど」 空木はそう言って悔しそうな顔をする。 「空木のは派手すぎるからな」 それに空木は少人数相手に向いてない。