久しぶりに会ったお前が
遠く感じた
差し伸べようとした手
何故か止めた
冷え切ったお前に俺の手は
熱すぎた・・・・

二人で行きたかった場所
苦悩を重ねて這い上がった
先に行って待ってるつもりだった
けど、お前は来なくて来れなくて
冷たいぬるま湯に
一人震えてた・・・・

一人でしか行けなかった俺は非力だ
大切なもの一つ守れなかった
気にかけることすら出来なかった

抱きしめることも出来ない俺は
ただ立ち尽くす
涙腺が壊れたように涙は流れる
涙の雫がお前の頬に落ちて
「温かい、涙温かいよ
 久しぶりに温まった・・・・」
温度差なんかなけりゃ抱きしめてた
俺に温度差を消し去る力はなくて
ただただ自分の弱さを罵った