サヨナラは言わなかった
本当に君がいなくなりそうだから
君と歩いた道のり
もう私服姿の君としか歩けない

夢見る時は過ぎお目覚めの時間
目覚めたものは君は何処へ…

行かないで 夢見続けて
場所は違えど夢見るかぎり会えるから
挨拶なんかやめろよ!!
聞かないからな泣くぐらいなら撤回して
こうして僕は独り残された

「あっちは寒い、気を付けて」
旅立つ君に列車の窓越しに言った
北の大地に旅立つ
道に咲いたハイビスカスと見送った

8年間君と一緒に過ごした
もう隣にはいないんだね…

側にいて 離れたくない
たった一枚の紙切れで、どうしてだよ
君の夢 そんなものかよ
自分が頑張ることで夢見せたいって
小さな英雄がいなくなった

歓喜の声の中
今でも君が泣き笑いしている気がする
いつもの帰り道
名前を呼べば笑って振り向く君はもう
ボクノトナリニイナイ

ありがとう 君の決断
20年間 僕 否定しないためなんだね
認めない 君への否定
好きに行きなよ君の人生だからさ!!
いつまでも僕は理解者だから

本音はもう少し同じ夢見たかったけどね