「桜姫さま、喉かわいてませんか?」 「え?」 「血、足りてますか?」 「な…にいって…」 「あなたは森の血を飲んでも満たされない… ちがいますか?」 「っ…ち…がう…」 「サファイアのような青い瞳の周りが赤い…」 「だから?」 「瞳の周りが赤いのは、飢えている証拠ですよ?」 「っ……」 「飢えているんでしょ?」 「たまたま…森の血を飲んでいないだけ…」