未来へのボール*WINTER*


「……。」

わかんねーなぁ。


つか、わかるわけねぇしな。

ラルの思考なんて…

ラル自身にしか分からないんだから。


いや…橘羅伊なら、

分かるかもしれないな。

椿も言ってたし。


「……んー………。」


《カサ…》

その茶封筒から中身を取り出せば

俺が握ったことによって

多くの皺がついてしまっている用紙。