ムカッ

……イヤイヤ、それはあたしの台詞だし、さっき思ってた事だし!

…………はあ…でもまあ、

「否定はしませんよ?自信無いと、あたしの魔法は使えないんで」

「はあ?」

「バンリちゃん、フランちゃん、そろそろ始めるよお。並んで、礼しよ」

「…え、早」

「早いに越した事はないでしょお」

なんで、ペルさん、そんな目輝いてるの。

「さ、早く。早く」

「え、あの」

ライトさんは、ライトでテンション高いし…。




「はあ」

もう、どうにでもなれ…。




「このバトルでは、Aクラスのゴーランド・マイが審判を務めさせて頂きます。ルールは、挑戦者が三分間生き残れば、Aクラス昇格となります。それでは、両者共に頑張ってください。

よーい………」