「それで、何しに来たんですか?」
「ああ。そのことだが、来週から2週間暇か? って言うか暇にしろ」
何で会長は命令口調でしか言えないのかな
「まあ、内容は海に行こうと私たちは思っているのだが・・・」
五月先輩が補足してくれた
海?!
「だけど、勝手に行くなんてダメなのでは? 校則でも―――――」
「その点では大丈夫だよ? 生徒会としてだから土井先生もついてくる」
先生、夏休みなのに・・・・ご愁傷様です
「勿論、君の両親には話してある」
「!!!???」
いつの間に!!
「はははっ、この会長様に無理なんてないのさ」
「あはは 蒼さんってあのだ―――――」
いきなり、後ろに会った新聞紙で兵助先輩が叩く
「痛い! 兵助! お前は―――――」
兵助先輩の視線が痛いのが解るくらいの冷ややかな視線
「まあ、もう話はしてあり・・ 面倒だ! 明日から行くから荷物を準備しておけ」
「――――――――」
んな、無理言うな!!
そして、先輩たちは2時間ほど話して帰って行った
荷物って、2週間分ってどうすればいいのか・・・何に入れればいいの?
って言うか、水着なんてないんですけど・・・・・・・

