「トシ、これは…」 「ああ。おい女」 「はい?」 「お前、この家紋に覚えはないか」 「家紋?」 軽く隊士を押し退けて 記事を見てみると 見たこともないものが 浮き出ている。 どこの家のものとも わからない家紋と その下にはこう書いてあった。