どうやら、話したい事があるので、放課後に下足箱前まで来てくれませんか……
とのこと。
「どーするのよ」
笑いを堪えながら祥吾にいった。
祥吾は真顔のままで「ああ」って。
少し困っているように見えた。
「一応、行く」
「にやにや(笑」
「うるせぇ」
サンドイッチを片手に、祥吾へニヤり顔を送る。
サンドイッチを俺の手から奪い去ると祥吾はそれに勢いよくほおばった。
可愛いなって、思ったけど。
ちょっとだけ胸が苦しくて、痛くて、泣きそうな自分がそこにいた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…