え?
どういうこと?
「だから教室に戻れと言ったんですよ。(ボソッ)」
先生の声は私にしか聞こえない位小さい声だった
「いや~、水野先生に頼んでおいてよかった!」
先生……頼まれてたんだ…。
手じゃなくて、胸が痛いよ、先生…。
何が怖くてか、制服をギュッと握りしめ、ゆっくりと俯いた。
「何を言ってるんです??鬼丸先生。勘違いじゃないですか??僕はケガした生徒を保護しただけですよ?」
先生の思いがけない一言に顔を上げた。
「何を…そんな言い訳が通用するわけないでしょう!!」
その一言に先生はこれでもかと言う程睨んで、吐き捨てる様に言った。
「嘘じゃないですし。それに、このケガは鬼丸先生、あなたのせいなんですよ?」
先生の黒いオーラが半端ない……!!!

