幼なじみの秘密。

んで、案の定アイツは負けた。

昔から俺と対決した勝負でアイツが勝ったことなんて

数える位しかないしな。

でも…アイツ、泣く前に走って帰っちゃったんだよ。

そしたら今日、俺ん家の裏の電柱柱の影で誰かが泣いてるのが見えてさ。

行ってみたらやっぱり舞羅だった。

声を押し殺して泣いてるのが可愛くて思わず抱き上げたら…

その泣き顔がエロいことエロいこと。

唇はほんのり湿り気があり、頬はいつもとは比べ物にならないくらいに

ピンクに染まって、さらには大粒の涙を溜めたつぶらな瞳。

これで襲っちまわない男がこの世にいるかっての。