幼なじみの秘密。


口の右端だけを上げて

意地悪く笑う。

「勝負・・・?」

「そ、勝負。明日の朝でどうだ?」

「ちょッ・・・私何も・・・ッ!」

「あれー?プライドずたずたのままでいいのかなー?」

─うッ!

「舞羅のプライドもここまでか~・・・」

「やるわよ!やればいいんでしょおーーー!」

私は半ば強引に勝負を引き受けた。