昨夜、まりかが『明日、実家に行って相談して来る』と言った。

「私ね、やっぱり仕事に復帰したいと思ってここに来たの。

斗輝パパや萌佳ママに報告して、らむの事頼むつもりだったの…

だけど、先に来たはいいけど、ソファーに横たわってる女の子がいて、いくら挨拶を交わしても起きないじゃない?

不思議だったし、誰って思ってた…」

「あぁ。俺も驚いた」

「萌佳ママに聞いたら斗輝パパが帰ってからってなったのが昨日だった」