「夏実さん、部活とプライベートは分けてください。部活は遊びじゃないんですよ。」 そんなこと、分かってる。 自分に甘いことも自覚している。 「おい、鈴木アップ始めるぞ。さっさと来い。」 キャプテンの一声で鈴木くんがプールへ入っていく。 鈴木くんは腑に落ちないようだけど、わたしは気にもかけなかった。 ただ、泳ぎたくない、それだけだった。