「………夢か……」







身体を起こすのもだるかった









「頭痛ェ……」










重い身体を起こし
洗面所へと行った












「うわ…
目腫れてる……」










鏡を見るやいなや
亮は自分の目が
ひどく腫れているコトに気付いた









「なんだったんだ…?

何か意味があんのか……?」









もちろん全く心当たりのない夢だった








海にはよく行くが
それとはまた違う場所だった






あんな小さな子供の夢なんて























まさか自分の過去だとは

思いもしなかった






















その日は仕事を休んだ