病室

ガラッ
と開けたのは
増田であった

大地「……駄目だ」

増田「そうか……」

すると
増田は輪廻に近づいた

輪廻「………?【誰】?」
増田は真面目な顔から笑顔に変わった

増田「俺は増田勇太ヨロシク」

輪廻「勇太さん?」

増田「でさ輪…」

輪廻「何?」

増田「この手袋何だと思う?」


増田がポケットから出したのは
あの思い出の手袋であった
輪廻「………」

輪廻の顔が青ざめた

大地「何するつもりだ!!」


大地は竹刀を取り増田に向けた

増田「まぁ見とけ」

輪廻「…………うっ!!」
と輪廻は急に頭を抱え始めた

輪廻「いっったぁぁ!!」
増田「覚えてるよね?3年前の冬
俺と輪と……【翠】と行った雪山」

輪廻「うっ…………あぁぁぁ!!黙れ黙れ黙れ!!!!」


輪廻はハサミを取り増田に向かい刺した