学校裏
女子は地面に座り込み
たくさんの猫と猫じゃらしで遊ぶ
女子「ほらほら〜取ってみな〜」
……………
パシッ!
女子「あっ……」
一匹の猫が女子の猫じゃらしを取りくわえたまま走りさり
残りもそれを追いかけてく
ただ一匹だけ
茶色い猫だけ
その場に残り女子を少し遠くから見つめる
女子「……おいで」
猫は警戒しながらも近づく
女子は猫を撫でる
女子「お前も1人か?」
それに答えるように
「ニャー」
と一声鳴いた
そこに
増田「あ、ここにいたのか」
ビクッ!!!
女子は驚いたような顔で増田を見る
増田「?」
増田は女子が腕に抱いている猫を見た
増田「おぉ【坂本】じゃないか」
坂本とは女子が腕に抱いている茶色い猫の事であった
女子「坂………本?」
増田「こいついつも1人でなぁ
学校徘徊サボってよくこいつと遊んでたんだが
最近見なくなったかとおもったら……」
増田は猫を撫でる
増田「あ、そうそう
ナベさんが呼んでたから呼びに来たんだよ」
女子「そう」
女子は立ち上がり猫を下ろす


