亜美家前

亜美の家は尋常ではなかった
何が尋常じゃないかと言うと
まず入り口のデカさだ
門が…高さ5メートル
幅70メートルはある

増田「無駄にでかいな…」
明日香「………」

明日香はもう唖然としてる
亜美「……あの…送って下さってありがとうございます」


亜美は頭を深く下げると
門に向かい走り出した

亜美は門の端に付いているインターホンを押した

瞬間

ゴン!!


扉が外側に開き亜美の額に物凄いスピードで直撃した
亜美「……いった〜…」


亜美の帰りを迎えたのは
スーツを着た
おじいさんであった
多分羊であろう

羊「あ〜、亜美様〜
心配しておりましたぞ
勝手に外に出てはいけないと主人から言われていますでしょ」

遠くから見ている増田と明日香

増田「…………」

増田(軟禁……か……
くそ………)

明日香「増田?」

増田「え?」

明日香「大丈夫?」

増田「あ、あぁ帰るか」

増田と明日香はまた歩きだした