１２月３０日

増田家

年末の特番を
みかんをほうばりながら見ていると増田のケータイが鳴る

増田「はい
もしもーし」

と

電話はナベさんからだった
ナベさん「増ﾋｯｸ……田
ｸﾞｽ……」

増田「………なんで泣いてんだ……」

ナベさん「泣いて……なんかｸﾞｽ………いない
酔ってるんだ……」

ナベさんは明らかに泣いていた

増田「……何があったんだ………？」

ナベさん「何でも……ない
……少し……色んな意味でのＳな………子供とじゃれあって……ただけだ」

するとナベさんの後ろからギャーギャーと声が

増田「刹那か……」

ナベさん「………ほっとけ」

増田「……それより用件はなんだ」

ナベさん「大晦日暇だろ？」

増田「何故それを聞く？」
ナベさん「お泊まり会するぞー！！！」

その瞬間

バゴン！！！

と音がした

刹那「お泊まり会ではない……ただ大晦日を私の家で過ごすだけだ
人数は何人でも構わない
私の家に来い」

そう言うと

電話は切れた