教室のドアに手をかける
「おい、」
はい。逃げられませんね。
そんな事を思うのは右手首が
先生の手に掴まれていたから
「…ゴメン☆ちょっと調子乗っちゃった☆
許して先生??」
「許すわけねぇだろバカ。」
はい。そーですね。
せっかく慰めてあげたのに~
「罰として、俺の味方でいろ」
「はい♪…え、は?」
驚いて俯いていた顔をあげた
「なんだよその顔は?とっとと教室に
入るぞバカ。」
そういって教室へ入って行った。
…少し赤い顔を隠しながら。
ホストってあんな顔するんだ…。
味方か~、まぁ、いいか。
誰かの味方になるのも悪くない。
「ハハッ…さて、入りますか」
…ガラッ
