覚悟しな生徒会諸君!!!

ー職員室前ー


「達也、ありがとな~♪」


「…もとに戻ったな。」


チャラい口調に戻ったおれに複雑な
表情を見せる達也



「アハハッ、これが椿咲哉なんだよ♪


じゃ、達也。遅刻しちゃうだろ??
早く行ったほうが良くない??☆

あと、わざわざありがとな♪」



「あ?あぁ、また後でな」



達也はまた複雑そうな顔をしながらも
歩いていった




さて、入りますか。



…ガラガラ



「スイマセーン、転校生の椿咲哉
デスけど~♪」



あれ?超固まってるんだけど。
この反応だいぶ飽きてきたな~




「おれのクラス教えてもらいたいん
ですけど~??」



すると、1人の先生がハッとなって
立ち上がった



「お前の担任は俺だ。ついてこい」



わぁお、俺様だな。てか、風貌が
まるでホストなんだけど?


やば!王道きた!




「そんなに見つめんな、」



あ、今は教室に向かってる途中だった


「え~??先生がカッコ良くてつい~♪」

え、そんなに睨まなくても、、


「お前、ランに惚れんなよ、」

あぁ、先生もランちゃんにベタ惚れ中か、



「先生頑張らないとね~♪」



「は?」



前を歩いていた先生が急に振り返った


どうしたんだろ?


「どうしたんスか~??♪」


「なんでお前がランのこと知ってんだ?」



あ、そのことね。


「だって俺、会長と同室だから~♪」



驚愕って感じだな


「会長と同室?…
大変だな、」


そうなのよ、大変なのよ、


「ま、俺より生徒会の
皆さんのほうが大変だと思うけどね~」



一層、眉間にシワを寄せた先生

と、思ったら少し暗い顔をした



微妙な空気になる。

…仕方ない。なぐさめてあげよう。



怒られるかもしれないけど。



前にいた先生の背中を思いっきり
バンッと叩いた


「イッテー!!!!なにすんだよてめ…


「先生元気だしてよ??俺がいるじゃん??
特別に先生の味方になってあげるしw」



さて、怒られる前に、教室に
はいってしまおう。