「柳田さん、おれは行くけど大丈夫?」
「えぇ、大丈夫ですよ。けれど、
学園の敷地のことはご存知ですか?」
「う~ん、まぁ地図持ってるから
大丈夫だと思います」
あ、地図はもらったんだよ?
副会長さんに
「では、大丈夫ですね。
…学園をよろしくお願いします。」
「オッケー、…ところで、
おれはどこまでやって大丈夫なの?」
「は?どこまでというのは…?」
「う~ん、おれはこの学園を変えたいん
だけど…その前におれがこの学園を
めちゃくちゃにするかも…?」
柳田さんはまさにオロオロといった
感じで
「えっ、あのっ、それは…」
「まぁまぁ、落ち着いて。
一度はめちゃくちゃにしゃうかもだけど
ちゃんと、もとの学園にもどすから」
そう言うと、柳田さんは何かを
考えているような顔になり
真面目な顔になった
「…はい。たぶん大丈夫だと思います。」
「そっか♪わかった。じゃあ
また今度ね」
柳田さんは少し心配そうな顔を
していたが
ドアに向かいながら手をひらひら
エレベーターに乗りながら考える
ここに来るまでに少し説明は
聞いてたけど
思ったより状況は深刻らしい
さて、これからどうするかな~
…まずは、寮に行って荷物を整理
してこよう。
その後、クラスに行って
生徒会のことをお目にかかろう
