覚悟しな生徒会諸君!!!




違和感がないことを伝えたら




「ふふっ、ありがとう」



なんとも美しい表情で笑った

これはヤバイ!



顔が赤いのを見てどこか
納得しているのを見ると


ランのように無自覚では無いのだと
わかる



それすらも嫌味に感じないのは

気の抜けた無表情のせいだろうか





「では、俺をここに呼んだ理由を
聞かせてください」



少し真面目な雰囲気になった彼は
俺の顔を見て、しっかりと聞いている




あぁ、そろそろ本題にはいるのか



「あぁ、では話そう。すべてはラン、
という俺の姪がここに転入してきた
ときから始まったーーー…






彼は口を挟まない



そのまま話続ける




ーー…そうあれが始まりだった。



俺の姪は可愛い顔をしていて、
それが心配だったから変装させて
この学園に転入させた



そうしたら、転入初日から副会長に
気に入られ、会長に気に入られ…


どんどん生徒会のみんなを虜に
していった



まぁ、そこまではまだ良かった



だけど、
ここから面倒なことが起こり始めた