京都からの転校生



俺に残された道は
これしかなかった

アスファルトと同化してしまうような
土下座をして尾行したことを
心から反省することだ


こんな俺には顔を上げることは
一切許されない


深く深く土下座
することしかないのだ


「百合ちゃ~ん
不審者がお見えやで~」





…あっ、決して不審者では
ないんだ!


と衝動的に顔を上げてしまった




………………え?