「さすがに唇には
しぃひんわな

涼くんあたしのこと
好きな訳ちゃうねんし」


「違う!違う違う違う!
東堂さんの事俺!」



…東堂さんと俺の鼻が
軽くぶつかる


至近距離だ


俺が勢い余って東堂さんに
近づいたようだ


「近…い…って

…離れ…てぇ…さ?」