doll -cold*heart-






そして、翌日
アタシは先輩と登校中


「…先輩はアタシと
付き合っていて
楽しいですか?」
と立ち止まって
聞いてみた。



先輩越しに空が見えた。
灰色の汚れた空が…





汚い空だった。


まるで、
これから起こる悪夢を
警告するかのように。





先輩は振り向くと

「楽しいよ。華ちゃんは?」



アタシは、さらさら
答える気はなかった





「アタシ、もう付き合えません。
別れてください」





これで全て解放されると
思い込んでいた。