黒猫、拾いました。



「あの!!!!!!!!」


突然俺の腹部にいた奴が喋りだした。



そのせいで俺は柄にもなく少し、ほんの少しびっくりした。




『…………何?』


ああ、俺は何故こういうときに限って無愛想なのだろうか。




きっと、コイツにも「愛想悪すぎ」とか思われているんだろう。



別にそんなことはどうでも良いが。