まるで抱き枕のように、両手でクロの頭を、両足で足を覆っていた。 「………悪ぃな」 「いえ!大丈夫ですっ!」 とは言っていたものの、足は一部赤くなっていた。 ………申し訳ない。 俺だったら、殴りかかっているだろう。 それなのに、コイツは我慢したんだ。