歩いて十分。 公園に到着した。 『ふう……。』 俺はため息をつき、何本かの木下にあるベンチに寝ころんだ。 木が日差しを遮ってくれて、寝るにはもってこいの場所だ。 『毎日毎日つまんねぇな…。』 そう呟いて、瞼を閉じようとしたそのときだった。