黒猫、拾いました。



「……え、ほほ、本当ですか?!?!?!」


『あぁ、本当だ。』

「マジですか?!?!」

『マジだ。』



何度も頷いて、本当だ、と言った。



それでも、猫は何回も聞いてきた。



それほど、嬉しかったのだろう。