私の秘密を話した次の日も、いつも通りあの海岸に行った。


それもスキップで♪


でも、だって…ね?

まさか…まさか…。







          
…………………来ないなんて思ってもなかったから…。


私は真っ暗になるまで待ちつずけた。
絶対に先輩はくるって…絶対に…

そう私は信じてるのにどうして?

どうして目から温かいものが流れ出てくるんだろう?

私は、私は本当に信用してるよ?
先輩は違ったの?
それは私だけ?

どうして?
思いが涙となってあふれ出てくる。

その瞬間私の中で何かがぷつんと切れた

そのとたん私は崩れた。

泣き崩れているときに男の子がわ…私を
撫でてくれてる…?




________ピピピピッピピピピッ♪



「ん…?」

「朝かぁ…ふぁー」
「なんか変な夢見ちゃったなぁ…」

私はあれから友達はいたけどそれからは親友は
つくらなかったって言うよりも怖くてつくれなかった。


そのカラを破ってくれたのは奈々だったなぁ…

今1番仲が良いっていうか友達や親友では言い表せないくらい。

なんかぁ・・・思い出すとまだ胸が締め付けられる…


あ、やっやだなぁ。

あの話は自分の中でふういんしたじゃん…。
そおいや…誰だろう?
私の頭を撫でてくれたのは?

本当はじぃが探してくれたし…

「まぁいいや♪」
「朝は1日の始まりだから笑顔じゃなくちゃねぇっ」


「じぃっじぃ」
「はいただいまぁ」

足音が私の部屋へと近き、いつもの時間に
同じようにドアが開かれた。


「そろそろ準備してもらえる?」
「かしこまりました。」