~side 中沢 恵利菜~


私はわけあり…

それは何かって…!?



「行ってらっしゃいませ、お姫様。」
「ありがとうじぃ。行ってきますっ」


これが私の日常です。

そう。。。
私実は…世界のほとんどに知られる
大手会社の財閥娘なのです!

ちなみにじぃとはお父さんが1番信用している召使いです。


「おーい! 恵利菜ぁ」
「あ、おはよう奈々♪」

私は中沢 恵利菜(なかざわ えりな」と申しますっ

いろいろあって私が財閥娘だということは内緒にしています。


1つあげると…。

私の初恋だった……
私の1つ上の先輩だったなぁ…


そして私が中学1年生だった。



私は人に悪口なんてなんの…何かを言われるのが
怖くて…
そして1人でいたくないし
みんなが笑ってるのは、好きだったから…
みんなが笑っていられるにはって考えた結果笑顔をたやさない
しか思いつかなかった。

だから学校では必ず笑顔をたやさないようにしていた。


そんな時に「無理に笑わなくていい」と言ってくれた。
私はなぜかその言葉に救われた。

それからは先輩と仲良くなって、
帰り道にある海岸でいつも2りで会っていた。


その時間だけは私は素直になれた。

この時間はかけがえなくて、「そろそろ帰ろっか?」
って言われたら「ハァ」とため息をついていた。




だから次の日は楽しみでしかたなかった

ひにひに先輩との距離が縮まっていく。

そして、ひにひに先輩えの思いが膨らんでいく。




だから…
だからこの人だけには、私のすべてを言っていいと思えた。


だから話したの…


__________それが悪夢の入り口とは知らずに……。