こう言うときには屋上。 そういう決まりが二人の間に 定着していく。 屋上についてから みゆうは勢いよく頭を下げた。 「また余計なことを!ごめん!」 全然いいのに。 むしろ、そこまで私を思って 怒ってくれる子なんてそういない。 いい友達をもった。 最近、ますます そう思うようになって… それがまた涙をそそった。