「やはり王の器たるエンリィ・マッド様は、下々の民を見下ろす塔に立つ事こそ相応しい!」 二人の肩の上で、何やらご満悦で熱弁を奮うエンリィ。 「どうでもいいから早く下りろ…!」 「肩を踏むな…痛ぇんだよっ…!」 シャランラ先生とワンコ君が小さく呟くが。