天神学園高等部の奇怪な面々32

そんなやり取りをしつつも、決して仲間外れという雰囲気でもなく。

実に不思議な関係を保っている学園。

「見ているばかりじゃなくてさぁ」

遊里がフェイレイの手を引っ張る。

「フェイ先輩もリディル先輩も、何か競技出てみたら?」

「そうじゃそうじゃ、郷に入れば郷に従えと言うじゃろう」

乙も頷く。