天神学園高等部の奇怪な面々32

と。

「吉野っ」

駆け寄ってきたのは穏健派教師陣の一人にして桜の眷族。

「あ…御衣黄…」

疲れた表情で穏健派教師を見上げる吉野。

彼は吉野を軽く抱き起こす。

「先生、吉野ちゃんってどこか具合悪いの?病気なのっ?」

心配そうに吉野の周りを落ち着きなく動き回る遊里。