「こーたー?いるんでしょ?」
「ここ。」
俺は、一番眺めのいい位置に蘭嘉をよんだ。
「わぁっ、きれー」
「だろー?めちゃ、綺麗なんやて。」
2人でフェンスにおっかかり景色を眺めていた。
「…ら──「振られたんだ。」
「え?」
聞こうと思ったときに、答えがかえってきた。
「ほらっ、初対面だし?…それに、先輩…彼女いるみたいで。もぉーそこらへんちゃんとリサーチして告白しろって、感じだよね。」
「蘭嘉…」
「からかうんでしょー?バカ蘭嘉ーって。ださいよねーあたしっ。」
「蘭嘉。」
無理やり笑顔を作っておどける蘭嘉。
「なにょー。…んでっ…なんでいつもみたいにからかわないのっ…」
「…」
「なんかいってょっ…こた─きゃっ。」
俺は、蘭嘉を抱き寄せた。


