またね。



放課後。



俺は1人でとぼとぼと歩いていた。


「こっ…こたっ!」


後ろから近づいてきたのは、愛しくてたまらない…彼女の姿だった。



「なんの用だよ。」


「あたしっ…」


「…明日見送りにいったる。」


「え?」


「じゃな。」


呆気に取られている蘭嘉に背をむけ歩き始めた。



「ありがとっ!!!!」


後ろでそういった、蘭嘉に俺は前をむいたまま手を振った。