この日をずっと待ってた…。
~幸せの再会~
「本当に久しぶりだな…。」
「うん…。」
蓮…、すごくかっこよくなってる…。
「ここじゃ目立つから移動しね?」
「あ、そうだね。」
あたしたちは屋上に向かった。
「柚!!」
ギュッ!!
屋上に来た瞬間抱きしめられた。
蓮の香りがする…。
蓮の体、大きくなったなぁ…。
「ずっと会いたかった!引っ越してからも、ずっと柚だけを思ってた!」
「あたしもずっと蓮だけを思ってたよ!」
「彼氏、作ってないのか?」
「うん!蓮と約束したからね♪」
「守ってくれてたんだな…。」
「当たり前でしょ!」
「柚、会えない間に可愛く綺麗になったなぁ…。」
「ええ?!そ、そんなことないよっ?!」
「可愛い…。」
「か、可愛いって…。」
「ん?照れてるの?」
「もぅ!からかわないで//」
「からかってねーよ。本当だから。」
「…//」
「どうかしたか?」
「蓮もすっごくかっこよくなってる…。」
「はぁ?俺様は下から顔がいいんだってば♪」
「でた!俺様!」
「では、柚に選択をあげよう!俺と付き合うか、もう付き合わないか。どっちがいい?」
「もちろん付き合うに決まってるでしょ!」
「ハハッ!当たり前だよな!」
~キーンコーンカーンコーン~
「急がねーと!!」
「そうだね!!」
「教室まで競争だ!!」
「ええ?!あたし足遅い!!」
「よーいドンッ!!」
「えええ?!ちょっとまってよー!!」
ハァハァ…ハァハァ…。
蓮、速すぎだよ…。
ゼーハァー…。
「おい、大丈夫か?!」
「疲れた…。」
「悪かったな。」
「ううん。気にしないで♪」
今日から蓮が隣にいる…!!
蓮…ずっとそばにいてね…?
あの時みたいにきえないでね…?
あたしを、1人にしないでね…?
蓮にもう1回告白されたときすっごく幸せだったなぁ…。
この幸せがいつまでも続きますように…//
