え、えっととりあえず!
「えっと羚苑くん獅苑くん!校内で行きたいとこある?」
少しの沈黙の後、
「羚苑て呼んで?獅苑も獅苑て呼んだげて?」
さっきまで無表情だったのが嘘のように
見惚れるほどの笑顔でそう言ってきたのは
羚苑くん。その隣の獅苑くんは眠たそうに欠伸をしている。
なんだーまっちゃん驚かしただけかぁー。
もう!変に緊張したぢゃん!
「分かった!羚苑、獅苑ね?」
笑顔でそー言うと
「んー叶愛、俺理科室見たい」
今まで興味なさそうにしてた
獅苑が隣に来てそう言ってきた。
よ、呼び捨てだし顔近い///
「分かった!ぢゃ行こ羚苑、獅苑。」
先に歩いていこーとすると
ギュッ
「え?」
羚苑と獅苑が両手を握ってきた。
えーーー!ちょ、ちょっと?!
びっくりして手を握ってきた
張本人を見上げると
「迷子んなる…」
「獅苑だけはずるい!」
反則でしょーーが!
って感じです…。

