窓から月が見えてなんだか不思議な気持ちになる。
あ、今日は満月なのかなぁ?
なんて考えながら窓に手をかける私。


さぁーーー。


「んー涼しいなぁ。」


お風呂上りだからか風が心地いい。


小坂 叶愛。それが私の名前ー。
大好きな両親がつけてくれた愛が叶うように
とあ。気に入ってるんだよね。


ママもパパも今は空の上に居て
優しく見守ってくれてる。
私が小さい頃に事故で亡くなったパパとママ。


悲しかったけれどそれでも
心の中に今も生きてるから全くではないけれど
寂しくはない。


「そろそろ寝よーかなぁー。」


窓を閉めもう一度月を見てから私は
ベッドに入った。



………




ん?あれココ何処だろ??


綺麗なお花畑に立っている私。
んー見たことないぞこんなとこ。
月が花を照らし更に綺麗に映える。


その月に導かれるように
私はゆっくり歩き始めた。


「なーんか外国みたーい。」


日本では見たことない一面の花。
何かおとぎ話のシーンに出てきそう!
なーんてね笑?