(続)それでも大好きなんです




上目使いになるのは身長差があるから仕方ないけど、そんな可愛い顔で謝られたら、



「うん、いいよ」



って言うしかない。



「拓哉、優しいー」



と言って、夏希は車にのった。



はぁー、俺はいつもこう。


夏希には敵わない。


すると、雪が降ってきた。


今は2月10日。

もうすぐで予定日。


てか、体冷やすとダメだろ!


俺は家に戻って毛布を持って、車に乗っている夏希に渡した。