(続)それでも大好きなんです




「家!?すごく高いんだよ?」



「知ってる。だけど4人でアパートは狭いだろ?」



「そんなことないよ!狭い方が拓哉の近くにいられるし…」



「今、さりげなく狭いって言った」



「いや!…違うの、そうじゃなくて」



私はどう言ったらいいか分からなくて、慌てていると拓哉に抱き締められた。



「嘘だって…。全く夏希は可愛いな」



「…そうゆうこと、いきなり言わないでよ!」



「照れてんの?」



「違う!」



「夏希、顔真っ赤!」



「もう、拓哉知らない!」



私は拓哉を無視して寝た。