(続)それでも大好きなんです




本当、莉子ってツンデレ。


まぁ、そこが可愛いんだけどね。



「ありがとう。上がって」



「お邪魔しまーす。あれ?掃除してたの?」



「うん。だけどお腹が大きくて、いつもより倍の時間がかかっちゃって…」



「私やるからいいよ!」



「え、でも…」



「いーから座って!ほら、優樹も手伝って!」



そう言うと、優樹と莉子が掃除をやり始めた。



喧嘩しながら掃除をしている2人が微笑ましく見えた。